小さいが大きな264歩目

こんばんは。富田です。

エッセンシャル思考を読み終わりましたので、

今日から「1分マインドフルネス〜望月俊孝〜」の一言集約を。

◯ 一言集約〜1分マインドフルネス〜

マインドフルネス。最近、よく聞く言葉ではないでしょうか。簡単に説明すると、過去や未来の事を考えずに、「今」この瞬間に意識を集中している状態を指します。このマインドフルネスによって、集中力の向上、ストレス軽減など現代を生きる人々にとっては、プラスの事ばかり。1章ではマインドフルネス的な考え方と最新の科学によって、今までの常識を改めて見直していく。

1.人は静寂の中で成長する。

最新の研究(マウスでの実験)にて、1日2時間の静寂の中に身を置くことによって、記憶を形成する海馬領域で神経細胞レベルで活動が活発になることが分かっている。人での実験結果はないが、静寂は記憶力や学習能力を自然に強化させる要素になるかもしれない。

2.人は一瞬で変化する。

喫煙者に禁煙が出来たきっかけをヒアリングしてみると計画性をもって、禁煙を行った者よりも、「タバコ切らしたけど、雨で買いにいくの面倒だからいいや」。のように、突然の些細なきっかけによって禁煙を成功したものが禁煙成功者の67%を占めていた。人は、突然のひらめきによってガラッと行動が変わってしまうことがある。

3.心の強さを手に入れるには自分を「ゆるめる」

10億人。世界中で心の不調に苦しんでいる方の人数。メンタルが不調な人の特徴として、「私が、俺がなど自分をさす言葉を多用する」「出来ない。無理。といった否定的な言葉を多用する。」「絶対○○する!○○しない!といった絶対主義者の言葉を多用する。」

が挙げられる。「私!絶対!」という枠を緩めるほど、心は立ち直る。

4.人は「自分」をゆるすから成長できる

新年に立てた目標を達成できるかといった実験で、正しい目標設定を立てるための要素である「SMARTの法則」にて計画を策定し、更に実験中に6回中間確認を実施するといったグループと何もしなかったチームでどちらが目標を達成出来たかという実験を行った結果、何もしなかったグループの方が達成率が高い結果となった。「SMART」にて計画を策定したグループは所謂「完璧主義」に陥りやすく、計画通りに出来なかった時に、自分を責めてしまう。ネガティブな感情が生まれてしまい、自分を許すことが出来ず、結果、目標へ向かう気力を失ってしまう。必要なのは、「出来なかった自分を許す」こと。自分のありのままと向き合うことが自分を成長させるために必要なこと。

5.今、この瞬間を愛せることで過去と未来を輝かせることができる。

最新の研究で記憶とは「過去の出来事の記録映像」ではなく「過去の出来事の断片映像の編集物」であることが分かっている。つまり、過去の自分がバラバラに捉えた断片画像を脳が勝手に再構築している。では、私達の脳は過去の出来事を記録、保存していないのであれば、なんのために私達に「記憶」が存在しているか。それは、「未来を描く材料にする」ため。過去の出来事を参考にして、よりよい未来を選択して生きるために記憶は存在する。「脳は基本的には未来を予測する器官。」

6.正しい休息を取る。

AIの時代に求められてることは、「正しく休むこと」。正しく休むこととは、頭と心が「仕事と課題」からしっかり離れていることをさす。画期的なアイディアは、正しくやすむことで生まれることが多い。

 

マインドフルネスは「人」本来の生きるチカラを向上させるための手段。何も考えず、起きたことに対して受容して、オートマチックに対処できれば、ストレスなど無いに等しいですよね。