小さいが大きな267歩目

こんばんは。富田です。

本日の一学一践です。

◯一言集約〜1分マインドフルネス〜

マインドフルネスを行なう上「気づき」と「注意」の違いを理解するする必要がある。私たちは内外から刺激を受けると、その刺激に意識が向く。この状態が「気付き」。更にその状態に意識して向き合うのが「注意」となる。この両者は連動しているが、実際は「気づき」から「注意」に進むのに壁が生じる。何故なら、人は刺激を受けると反射的に「感情」や「思考」が湧いてしまい、それらが「注意」までを阻害してしまう。この状態を「マインドレス」という。マインドフルネスとはしっかり「注意」をとどめている状態のことをいう。ある運転シュミレーションの実験で、仮想空間の道路に表示されていた看板広告について、ハンズフリーで電話をしている運転者はそうでない運転者の半分以下しか看板広告を認識していないことが分かっている。つまり、気づいているが認識していないということ。注意が向いていない状態では、起きた事象に対して、建設的な対処をすることは難しい。これを「反応」という。対して、しっかりと出来ごとに注意が向けられている状態を「対応」という。マインドフルネス瞑想を続けることによって、目の前の出来ごとに注意を向けることが出来るようになり「反応」から「対応」を選べるようになる。マインドフルネスは耐ストレス性の向上、リラックスをもたらすだけでなく、人生を好転させる。

 

マインドフルネスの実践によって、メンタルのセルフメディケーションのみならず、自分の人生も好転させる要素も兼ね備えている。但し、単にマインドフルネスを実践すればいいのか!ではなく、マインドフルネスを実践する中で、毎日様々な出来事に対して、丁寧に向き合い、集中するまで注意を向ける必要がある。これは、自分で意識しなければならない。まずは、日々、「注意」まで意識を集中させることを実践していく。