小さいが大きな268歩目

こんばんは。富田です。

それでは、本日の一学一践です。

◯一言集約〜1分マインドフルネス〜

マインドフルネス実践に当たり7つの心構えがある。

1.裁かない

マインドフルネス瞑想中には様々な心の声が浮かび上がってくる。しかし、心の声は、自分で自分にジャッジを下している証拠。マインドフルネスは絶え間ない思考の渦から一歩距離を置き、断定することを避ける。

2.忍耐力を持つ

マインドフルネス実践の初期は「自分と向き合う」ことに慣れていないため、心が穏やかではない。色々な感情の渦に飲み込まれそうになるが「その迷いに巻き込まれる必要はない」と考える。最初から心が穏やかになることはないが、焦らず、ゆっくりと自分に向き合う。

3.初心者の心で見る

物事は移り変っていて、一度として同じ瞬間はない。しかし、我々は「もう知っている」というフィルターで物事を捉えてしまう。これは、人間の構造上、仕方がないこと。人間の眼球には一部光を感じない部分(盲点)があるが、風景が欠損することはない。なぜなら、左右の眼球を動かしたり、海馬が過去の記憶映像を引っ張り出して、欠損部分を補っているからである。我々は本質的に新しいものが見えにくくなっている。だからこそ、日常で新しい可能性を見つけたければ、強く意図する必要がある。すべてのものが始めて見るかのように接する「初心者の心」が大切。

4.他の誰よりも自分自身を信頼する

マインドフルネス瞑想の主役は「自分」である。よりあるがままの自分になること、受け容れることが大切。誰かのようになりたい!といってマインドフルネスを実践することは意味がない。マインドフルネスはを実践するこは、自分が自分であることに責任を持ち、自分の存在に耳を傾け、信頼を学ぶこと。

5.非努力

我々は「目的のための努力」を教えられてきたが、マインドフルネス瞑想にはこのような頑張りは邪魔となる。マインドフルネス瞑想ではあえて努力しないことが必要。不足感も含めた自分自身をありのままに見つめることが、マインドフルネス瞑想では必要なことなのである。

6.受容する

受容とは、「今、この瞬間において物事を実際にある通りにみる」こと。ありのままを受け容れることで、心の勝手な期待や恐れで現実を見ることがなくなるので、「次に何をすべきか」が明確に見えて来る。次の適切な行動の舞台作りが「受容」なのである。

7.手放す

執着がない態度を養うことは、マインドフルネスの実践基本となる。実は、我々は思考、感情、感覚、経験に対して自分なりの「クセ」を持っている。マインドフルネス瞑想では、この「クセ」を一旦、取り払い、自分の思考をあるがままに受け止めることがお必要。マインドフルネス瞑想中に何かの思考やイメージが浮び上がってきたら、それを手放すことを意識する。手放すことは「受容」を続けるための大切な行動。

 

マインドフルネスのポイントはありのままの自分を受け入れるということ。自分から逃げずに、否定もせずに、ただただ、受け容れる。簡単なようで難しいですね。でも、それが出来ると、また、新たな自分に会える気がします。マインドフルネス実践を継続していきます!