小さいが大きな327歩目

こんばんは。富田です。

私は数年前に「適応障害」を患ってから、人のメンタルについて凄く興味を持ち始めました。勿論、適応障害がとっくの昔に治っており、今ではあの時、適応障害を経験したから、人の弱さや痛みを知る事ができた、良い経験だったと自分の中でしっかり消化は出来ているつもりです。

でも、どこかで、適応障害になったことで、昔よりも自分のメンタルに敏感になっている自分もいるのも事実です。メンタルをマネジメントすることが、私生活や仕事のパフォーマンスを維持するのに物凄く大切なんだと、肌で実感したので、仕方ない事だとも思っています。

前もこちらブログで触れたのですが、私は定期的に活字を発する時があって、ふらっと本屋を訪れては目に止まった本を買う癖があります。今日が正にその日でした。購入した本はメンタル系が2冊に、自己啓発本が1冊。ということは。。

私は今、無意識にメンタルに対して興味を抱き、勉強したいと思っていると同時に、何処か自分のメンタルに不安を抱えているのだと思います。

ということで、今日からはメンタルヘルスについて、皆さんと一緒に学んでいきたいと思います。

◎要約〜メンタルマネジメント大全〜

【気分について知る】

気分の落ち込みは、内外の様々な要因が影響しているので、その要因がわかれば望む方向に気分を変えることはできる。私たちの感情は、ツールによってコントロールできる。感情は脳だけの産物ではない。気分について語る時は原因が脳にあるわけではないことを覚える必要がある。経験とは、思考、身体的感覚、感情、行動の全てが影響しあって生み出されている。その経験を、物事に分解すれば、自分を行き詰まらせる行動だけではなく、自分の助けになる行動も見えてくるだろう。感情は体の状態、思考、行動と密接に絡み合っていることを理解する必要がある。気分の落ち込みを理解するための最初の1歩は経験の各側面を認識すること、つまり一つ一つの側面に気づくこと。この気づきは、振り返りから始まる。その日の振り返りある瞬間の経験を分解してみよう。自分の経験を掘り下げ、書き留めていけば、自己認識力を高め、自分の状況を何が好転させ、何が悪化させるか気づきやすくなる。

◎一言集約

気分は脳だけで作り出されている訳ではなく、思考、身体的感覚、感情、行動全てが複雑に絡まり合い、作られている。だからこそ、その一つ一つを分解して、各側面を明確に捉える事で落ち込んでいる時の気分、楽しい時の気分を作り出しているものの原因が分かることで、自己認識力も向上する。

◎所感

気分は脳内ホルモンによるものだと思っていましたが、それは一つの側面に過ぎないんですね。人はロボットとは違い、有機的に様々なものが絡まり合っていて、且つ、複雑です。でも、その複雑なものも、一つ一つ分解していけば、単純なものもの組み合わせに過ぎませんよね。物事を複雑に考えるのではなく、単純に考える。不快を感じた時に、感情はどんな感じだったのか、身体的感覚はどうだったのか、行動は?思考はどうなのか?を一つ一つ紐解いていけば、気分が良くない時の思考や身体のシグナルを把握できるようになります。また、気分が良い時の思考などを把握出来れば、気分が良くない時に好転させる方法が自ずと分かるようになりますよね。結局は、自分の事をしっかりと知ることが大切なんですよね!