小さいが大きな253歩目

こんばんは。富田です。

それでは一学一践です。

◯ 一言集約〜エッセンシャル思考〜

睡眠。1時間の睡眠が数時間分の成果を生む。私達の最大の資産は自分自身だ。自分への投資を怠り、心と身体を蔑ろにすると、価値を生み出すための元手がなくなる。自分という資産を守らなければ、世の中のために働くことも出来なくなる。ところが現実は優秀な人達がどんどん自分を壊している。その最大の原因は睡眠不足だ。休み事を知らず、常にエネルギッシュに活動しているひとはやがて負荷に耐えかねて壊れてしまう。働きすぎるのは簡単だ。本当に難しいことは、働きすぎないように自制することだ。

寝ることをは根性がない、怠けものだとか、睡眠によって仕事量が減ると思う事自体が間違いなのである。統計的には、優秀な人ほどよく眠り、寝ると創造的になり、睡眠は仕事の質を高めてくれる。今よりももう1時間眠ることによって、数時間分の生産性が手に入るのだ。

「1万時間の法則」というものがある。これは、その道のプロになるためには1万時間の練習が必要になるというものである。しかし、これにはもう一つの事実が存在する。それは、その道の一流は睡眠時間も一般の人に比べて多いという事実である。たっぷりと休養することで、1時間あたりの練習の効果を高めているのである。睡眠に関するもう一つの事実がある。それは、週の1日の睡眠時間の平均が4〜5時間の人は酔っぱらっているときと同じ位、脳の機能が低下していることが分かっている。生産性を高めにには十分な睡眠が必須なのである。

 

こんな時間にブログを更新している自分にとっては耳が痛いですね。ただ、私も一度、適応障害になってからは睡眠の質や量をしっかり確保することを考えるようになりました。なので、今日みたいに夜更かしをした翌日は昼寝をするようにしています。15分でも昼寝をするだけで、午後からの生産性は大分変わります。睡眠によって、脳が再構築されるとも言われてるので、忙しい時こそ、睡眠にこだわる必要がありますね。

 

◯過去から現在に繋げるワーク

「起きていない事に心配するのではなく、今できることをやる。」

これは、私が適応障害になって気づいた考え方です。過去に私は、適応障害を患っています。医者の診断結果は簡単に言うと「仕事のやり過ぎ。キャパオーバー。」でした。この当時の私は6時頃に起床し、1時前に就寝するという生活を繰り返していました。すると、このような生活を続けてから1年後くらいから上手く寝ることが出来なくなりました。振り返るとこの当時、寝る前には、「明日はあれもこれもしなくては、どうやったら終るのか。待てよ、あのトラブルも解決していなかったな。あれも出来ていなかったな。ああ、また、明日もまたクライアントから何か言われなきゃいいな」と起きてもしないことに目を向けてしまい、知らず知らずの内に自分を追い込んでいたんでよね。自分は出来ない奴だと自分自身にレッテルを貼り続けた結果、心が壊れてしまいました。今なら、なんて馬鹿なことをしていたのかと言えるのですが、当時の私は、「今」が見えておらず、起きもしない「先」の心配ばかりをしていたんです。でも、そうではなかった。過去、自分がして来たことをしっかりと振り返り、出来たことに目を向け、自分を肯定し、「今」に100%集中して生きることが大切なんです。今の私ならそれが分かります。というか、私は、適応障害にならなければそれに気がつくことは出来なかった。適応障害になったのは、これから楽しく生きていくために必要な出来事だったんです。人生において、今まで経験してきたことや出来事で、意味のないことなんか一つもありません。それらによって、今の私が形成されているのですから。過去は否定するものではなく、肯定することで今に繋げることが出来るのではないでしょうか。