小さいが大きな271歩目

こんばんは。富田です。

それでは、本日も一学一践スタートです。

◯ 一言集約〜1分マインドフルネス〜

「思いやり」のある人は、どこでも求められる人材である。しかし、残念ながら、現代の私達は最も大切な人への「思いやり」を忘れている。それは、誰か。自分、本人である。「思いやり」についての面白い実験結果がある。ある神経学者がチベットの修行僧に苦しんでいる人の痛みに深く寄り添う「共感」の瞑想をしてもらった際、自分自身が痛みを感じる脳の神経回路が活性化した。次に、苦しんでいる人の幸福を祈る「慈悲」の瞑想をしてもらった結果、脳のモチベーションを上げる神経回路と人とのつながりに関する神経回路が活性化したことが分かっている。つまり、大切なのは他者の「痛み」ではなく、「幸せ」に寄り添う「慈悲」の心なのである。他者の幸せを願い、愛を送る。その際、他者だけでなく、自分も含めることが重要なのである。向上心がある人ほど、自分を見つめず、自分を傷つけてしまう。しかし、そうではない。自分以上に「自分」を愛せる存在はいないのだ。ダライ・ラマ法王は言っている。「慈しみの心から差最初に恩恵を得られるのは、慈しみの心を感じている、その人自身だ」と。

ここでは、慈悲の心を養うための瞑想法を紹介する。それが「セルフ・コンパッション」である。手順は以下の通り。

1.自分が感じる楽な姿勢をとる。どこか、一箇所、自分が落ち着きを感じる身体の部分に手をおき、ての触感や温もりを感じる。

2.腹部の呼吸に注意と意識を向け、息を吸い込み、呼吸の感覚を、息を吐きながらお腹が上下するときの呼吸の感覚を確かめる。

3.自分のことを本当に大切に考えてくれる最愛の存在を想像する。その人と一緒にいる感覚を味わい、その存在に向かって、「あなたが元気でありますように」「あなたが幸せでありますように」「あなたがやすらかで健康な気持になりますように」といずれかを2,3回唱える。

4.その最愛の人の隣に自分がいることをイメージし、3で唱えたフレーズに自分も追加して、最愛の人と自分に伝える。

5.一緒にいる最愛の人の存在にイメージの中で感謝を告げてお別れし、今度は残った自分に3の時のフレーズを「あなた」から「私」に変えて、唱える。

6.ゆっくりと時間をとって、身体も心も温もりに満たされていることを体感する。最後は3回深呼吸をして、ゆっくり目を開ける。

 

この瞑想はもっとも私に必要なことなので、呼吸瞑想法と共にこのセルフコンパッションを実践してきます!今日から就寝前にやってみます!自分を愛す。簡単なようでかなり難しい気がしますが、続けたら変わる!