小さいが大きな318歩目

こんばんは。富田です。

それでは、本日も学びの時間です。

◯ 要約〜人と違うことをやれ!〜

【情報禍時代を生き抜け】

情報化時代と言われているが、私は「情報禍時代」と思っている。今は、情報が多すぎて、仕事や生活に活かすどころか、それに振り回され右往左往している人が多い。私はは情報をむやみやたらに集めたり、整理せずに、独自の物差しに沿って取捨選択し、それを組み合わせることに集中している。情報を持っていないことを気にする必要はない。むしろ、余計な情報など持ち合わせていない方がよい。問題意識さえしっかり持っていれば、問題が起こった後からいくらでも必要な情報は補充できる。インターットのようなメディアが行き渡り、誰もが情報にアクセスすることが出来るようになった。昔に比べて、情報へのアクセスの機会は均等になったが、その結果としての平等は保証されていない。しっかりとした、問題意識を持ち、必要な情報を組立て、分析して新しい答えを出せる人だけがチャンスを握ることができる。情報収集術としては、次の3つが挙げられる。1.必要が生じた時に必要なだけの情報を集める。2.何か頭で閃いたり、気にかかった情報を目や耳にしたときは必ずメモを取る。3.取ったメモは1,2行、1語でもよいが、メモを取った場所と日付を記載する。これがポイント。後で振り返った時に「このメモは何だ?」と頭を働かせるようになる。一つの意味不明な言葉からあれこれ発想しながら、洞察することになる。半ば強制的に「考える」場に身を置くことになる。情報というものは、最終的に何か自分の生活やビジネスに役立たなければ意味がない。肝心なのは、頭を使って取捨選択した情報を自分の視点で分析し、組み立てて生活や仕事に何らかのリターンをもたらすことなのだ。

◯3点集約

・情報は自分に必要なものだけを取捨選択し、その後、自分なりに組立てて考えることが大切。

・目や耳にした情報は必ず簡単なメモを取る。その時、場所と日付けを記載することで、後で振り返った時に更に考える機会を作ることが出来、洞察力も養われる。

・情報を得ることによって、自分の生活に何かしらのリターンをもたらすことが大切。

◯所感

「情報禍時代」。言われてみると納得できる造語だ。私もそうだが、今の人々は情報に踊らされていて、自分を見失ってしまいそうになる時があるのではないだろうか。これは、自分で意図せずにスマホなどを通して多岐に渡る「情報」に触れているからだ。樺沢紫苑著「インプット大全」のにも「何の気なしにみているネットニュースやSNSも脳としては情報を入手した状態になる。脳のキャパは決まっているため、その情報が自分に必要ないものは情報ゴミとなる。だからこそ、必要のない情報はシャットダウンしなかればならない」。この時代、情報の取捨選択を自分でコントロール出来るか、出来ないかが人生の成功に大きく影響するのだと、改めて感じた。