小さいが大きな257歩目

こんばんは。富田です。

本日も一学一践です。

◯ 一言集約

「キャンセル」は、エッセンシャル思考の中でも非常に重要な概念である。これは、過去に行った行動や決定を見直し、不要なものを手放すプロセスを指しキャンセルを実践することで、過去の選択やコミットメントに対して客観的に評価し、新たな方向に進む準備をすることできる。人は始めたことを途中で辞めることが難しい。それはなぜか。一番有名な考え方が「サンクコスト(埋没費用)」に対する心理的バイアスである。要するに、時間もお金も支払ったのだから、辞めることが損だと思ってしまう考え方である。この考え方は、過去しか見ていない。重要なのは払い続けて増える損をしっかりと認識して、途中で断ち切ることが大切なのである。だからこそ、途中で手放すことを「是」とする考え方が必要だ。如何に、途中で何かを手放すためのテクニックを記載する。

1.「持っていないふりをする」

人は物を所有していると「失う」のが怖いという習性がある。だからこそ、所有しているものに対してどのくらいの価値があるかを考えるのではなく、まだ、所有していなかったとするとどのくらいで金額で購入するかを考えるのである。失うのではなく、所有するとしたらと考えることで本質的な価値を知ることができる。

2.「もったいない」を克服する

サンクコストバイアスに陥りやすいのは子供でなく、大人である。なぜか、勿体ないと言われ続けてきたからである。無駄は悪という考え方が染み付いているからだ。しかし、そうではない。不要なものを持ち続けることによって、本当に欲しいものが手に入らなくなることを真剣に考えなければならない。

3.「失敗を認め、成功に向かう」

失敗を認めることは恥ずかしいことではない。失敗を認めるということは、以前の自分より賢くなったことを意味する。

4.「ゼロベース」で考える

今までやってきたことがもし、無かったらと考える。無くても何も、不利益が無いのであればやめれば良い。現状維持バイアスは考えることを辞めさせてしまう。時には、慣例を取り外し、時間はかかるがゼロベースで物事を考えることも重要である。

 

人生は有限であるというこを改めて認識しました。全てのことを行うことは出来ない。自分でやりたいことに有先順位をつけて、日々、過ごしていかなければなりませんね。それをわかりやすく例えたのが、こちらの動画です。


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