小さいが大きな248歩目

こんばんは。富田です。

本日は「エッセンシャル思考」の一言集約と勝手に師匠と呼んでいる井上コーチからのワークについてブログを書いていきます。

まずは、「エッセンシャル思考」の一言集約から。

「世の中、大多数のものは無価値である。人は幼い頃から努力の大切さを教えられて育つ。真面目にコツコツと努力を続けることで成果を得ることが出来ると。確かに、そうかもしれない。しかし、それにも限界があるはずだ。努力は大切だ。しかし、世の中、努力の量が成果に比例するとは限らない。がむしゃらに頑張るよりも、「より少なく、しかし、より良く」努力したほうが良い。しかし、この考え方に慣れることは難しい。大抵の人は「もっと努力しろ。もっともっと。」と言われ続けてきたからだ。「努力した分だけ報われる」これは幻想であることをまずは理解することから始めなければならない。努力の量と成果が比例するという考え方を捨てた時、エッセンシャル思考の大切さが見えてくる。多数の良いチャンスは、少数のものすごく良いチャンスには遠く及ばない。大多数の物事が重要だという考え方から大多数の物事が不要だと考える思考に変わらない限り、全部をやらなくては!!という思考から抜け出すことは出来ない。本当に大切なことは「YES!!」と言うのではなく「NO!」と言える強い意志である。」

私は完全に「非エッセンシャル思考」です。。こちらの著書で言うところの「全部が大切。トラブルがあればやるしかない!!」という考え方なんですよね。でも、後ほど触れますが、この考え方の行く着く先は体調若しくは心が壊れます。「限界は自分で決めるものではない!」と良く言います。でも、これは私の持論になりますが、「限界は自分で決めるものではないが、限界はある。そして、限界は今までの腹を括った経験数と自己肯定感に比例する。つまり、自分なりに経験してきた修羅場の数と自己肯定感が高ければ、その分、限界値も高くなるというのが私の考え方です。そして、自分で限界値を上げるには自己肯定感を高める方法が一番だと思います。では、どうやって自己肯定感を上げるのか。それは、結局の所、自分との約束を守り続けることなんですよね。

かなり話がそれてしまいましたが、この本を読んでいて私に足りないところは、正に、「NO!!」と言える強い意志なんですよね。「YES!YES!」というのは凄く簡単で、気持ちの良いものなんですが、これって、そもそも重要なことを決断したくないとか、何も考える必要がないから、その場から逃げているだけとも捉えることが出来ますよね。そして、自分の人生ではなく他人の人生を生きていることになるのではないでしょうか。本当に大切なのは、当たり前ですが、自分の人生を一生懸命生きることですよね!

 

ここからは井上コーチのワークを。井上コーチから「過去の振り返りを終えたのであればすべての出来事のお蔭で今の自分があると総括してみてください」とのアドバイスをいただきました。過去の自分から現在の自分に繋げる。今の自分は過去の自分があって形成されていることを腹落ちさせる。これで、より未来の理想の自分が明確になる気がしています。では、ワークを進めていきます。今日、1回で終るとは思えないので、何回に分けていきますね。

「他責思考から自責思考へ」

昔の自分は絵に描いたような超他責思考でした。上手く行かないのは、会社のせい、上司のせい、与えられたテーマのせい。自分はこんなに仕事をしているのに、なんで誰からも評価をされないんだと本気で思っていました。社会人になってから3年間はそんな考えで、ずっと仕事をしてきました。そんな奴が仕事で結果を残せる訳はありませんよね。でも、この考え方は2人の上司が私に対して本気で叱ってくれたことで、周りのせいにしても何も変わらない。今の状況が嫌だから周りに「変えてくれ」と願っても何も変わらないということに気づくことが出来ました。自分が心の底から結果を出したいと思うのであれば、まずは自分が変わらなければならない。自分の置かれた境遇を悲観する余裕があるのであれば、頭を動かし、手を動かし、行動に移す。行動すれば成功もするし、失敗もする。それが進んでいるということ。この経験をしっかりと体験して、腹落ちしたからこそ、失敗するということはネガティブではなく、少しずつでも進んでいるというポジティブな意味として今は捉えることが出来ているのだと思います!!