小さいが大きな322歩目

こんばんは。富田です。

今日も学びの時間です。

◎要約〜人と違うことをやれ!〜

【信頼の持つ力】

頭を働かせ能力を磨く事は極めて大切だが、それ以前に肝に銘じておくべきなのは、「ビジネス社会のベースには能力の前に信頼がある」ということである。信頼され、仕事を任されて、初めてこれまでに築いた能力を発揮することができる。足りない「能力」は補えるが、「信頼」は補うことができない。信頼を得ると言うのは、一朝一夕にしてできることではない。大きな仕事を前にして、どんなににわかに取り繕ってももう正体は見破られてしまっている。長い間の地道な努力の積み重ねがあって、はじめて評価され、信頼されるようになるのである。その評価にしても、そう簡単には上がらない。逆に落ちるときには、一気に落ちて、それを取り返すには、何倍も努力と時間が必要になる。信頼を得るには、日ごろの地道な努力、つまり、日ごろの細々としたつまらない仕事でも、きちんとやることである。人間というのは、生き残っていくために、まず何よりも信頼が重要なのだ。周りから信頼されるために常に「正直、素直、謙虚」この3つの心を持つことを心がけたい。この3つの心さえあれば、経験の中から多くのことを学べるので、失敗を繰り返さなくなる。また、自分の心の中に正直さ、素直さ、謙虚さがないと、人間は失敗を他人や環境のせいにしがちになる。原因他人説の世界に逃げ込んでしまう人間は、学びの心が湧いてこない。学習意欲と学習能力は、ビジネス社会で最も要求される個人の資質である。また、正直さ、素直さ、謙虚さ、3つの中で特に大切なのは、謙虚な心である。たとえ能力は、自分より下の人間でもどこか自分より優れたことがあるはずだと前提立ち、そこから何か学んでやろうと考えることが成長につながる。人間現役で頑張る以上は、謙虚な心を忘れてはならない。リーダーが謙虚さをしない他人の言うことに耳をかさなくなれば、裸の王様となり、判断を誤って組織を弱体化させてしまう。

◎ 3点集約

・ビジネス社会では能力の前に信頼されていることが重要である。

・ビジネスマンは学習意欲と学習能力を失ってはならない。

・信頼を得るためには、「正直さ、素直さ、謙虚さ」3つの心を持つことが重要である。その中でも謙虚な心を忘れてはならない。

◎所感

仕事とは人と人とのつながりで成り立っている。当然、仕事を依頼する際は、その人間が信頼できるかどうが一番重要だ。自分の仕事を任せるのだから、いくらの能力が高くても不誠実な人間にお願いすることしない。逆に能力が低くても、誠実な人間であれば、私は仕事を依頼する。能力が低い分は、補佐をつけたりすることでカバーできるからだ。また、上に立つものは、謙虚さを絶対に忘れてはならい。謙虚さを忘れた途端に、学習する意欲が失われる。結果、そこで成長が止まり、チームのノイズになってしまう。上に立つものこそ、誰よりも学習意欲を高く持ち、常に学ぶ意識を忘れずに持ち続けなければならない!