小さいが大きな321歩目

こんばんは。富田です。

それでは本日も学びのお時間です。

◯要約〜人と違うことをやれ!〜

【頭を使って考えているか?】

「頭にひっかかる」のと「考える」のとは、根本的にまったく別の頭の使い方なのである。前者は、ただ同じ疑問や悩みがグルグルと頭の中で巡っているだけだ。これに対して後者は道筋をしっかりと立て、前に進んでいくことを言う。その際には、必ずいくつかの選択肢が生まれてくる。それらをそれぞれのメリット、デメリットを考え、良い悪いを判断しながら取捨選択していく。この作業が「考える」ということである。論理的に思考を進めていかないと、短絡的に答えを出してしまって事態は少しも前に進んでいかない。考える作業とは落としどころを考えることではない。仮説を構築していくことだ。自分の人生をより前進させて夢と希望に溢れるものにしていくためにも「現状はどこに問題があるのか?どうすればいいのだろう?」と仮説を構築することから始めなければならない。常に「何が問題か」ということを徹底的に考える訓練し、考える力を備える必要がある。大切なのは考える力のベースとなる「洞察力・発想力・記憶力・集中力」の4つをバランスよく常日頃から磨くことが重要なのだ。

◯ 3点集約

・「考える」とは問題に対して仮説を立て、論理的に「良い・悪い」を判断し、取捨選択していくことである。

・「問題意識」がなければ「考える」ことさえ出来ない。

・「考える力」は「洞察力・発想力・記憶力・集中力」をバランス良く磨くことで鍛えることが出来る。

 

◯所感

問題意識がなければ「考える」機会もない。つまり、どれだけ問題意識を持ちながら日々、過ごせているかによって「考える力」に差がつく。「問題意識」と「考える力」は表裏一体なのだと思う。問題意識が高いというのは、自分の中でしっかりとした目的があり、その目的と現状のギャップを常に意識しているということではないだろうか。そのギャップがあるからこそ、ギャップを埋めようと必死になって考える。このギャップは、学校のテストのように答えが決まっているものではなく、自分自身で答えを見つける、もしくは、創り出さなければならない。自分なりの答えを出すためには、自分で考えるしかない。