小さいが大きな309歩目

こんばんは。富田です。

それでは、本日も自分との約束を守るお時間です。

◯ 要点〜人間の魅力〜

【人間は遺伝と偶然と環境と意志の産物である】

家庭とは夫婦と子供を含めて、人間が成長発展していく場である。完全な機能を備えた固定した人間の共同生活では決してない。お互いが変化し、成長してく人間が、互いに影響し合い、励まし合って育っていくのが家庭である。子供の養育・教育は家庭の最も重要な仕事である。最近、早くから子供の知識教育をはじめる家庭が増えている。しかし、人間の教育には知識教育と並んで意志教育がある。意志教育のほうが知識教育よりもずっと大事なのである。人生は思うようにならないという。思うようにならないのは遺伝と偶然である。しかし、思うようになる部分もある。それが環境と意志である。強固な意志力を養育し、創造力が伸びるような土壌と肥料を与えてやる。その肥料を吸収し、自分の意志力で遺伝と偶然を活用して自分の人生を築いていく。それが個性だ。強い意志力と生き方のバックボーンを植えつけるのが親のしつけであり、教育なのである。子供は社会からの預かりものだという謙虚な、客観的姿勢を常に忘れないようにしたい。

 

◯ 3点集約

・家庭とはそこに集う人間が互いに影響を与えながら、成長発展していく場である。

・遺伝と偶然は思い通りにはならないが、環境と意志は自分次第で思い通りに変えることができる。

・子供、大人にとっても必要な教育とは知識教育だけでなく、強い意志力と生き方のバックボーンを植え付ける意志教育も重要。

 

◯所感

「知識教育」「意志教育」。どちらも大切ですが、私はどちらかというと「意志教育」の方が重要だと考えています。昨日のブログでも述べましたが、知識、頭でっかちでは応用は効かないんですよね。何かを成し遂げる!という強い意志がなければ、いくら知識が備わっていても、その知識を活用することは出来ません。何故、その知識を得たいのか。という動機がなければ、勉強するとか、本を読んで調べるというような知的好奇心は湧いてこないのではないでしょうか。自分の生き方、やりたいこと、夢、目標、色々な呼び方はありますが、それぞれを決めるのも達成するのも「意志」というものを理解し、自分の中で育ていくことが重要ですよね。意志教育と知識教育はバランスが大切なのだと思います。