小さいが大きな311歩目

こんばんは。富田です。

それでは、本日の一学一践です。

◯ 要点〜人間の魅力〜

【理屈はあとからくっつけろ】

「仕事は忙しい人に頼め」という。多忙なスケジュールを楽々と消化する人は、仕事をテキパキと処理するコツを心得ている。機敏な行動力を備えているから、頼まれた仕事をすぐにスケジュールの中に組み入れ、処理してくれるからである。これまでの知識人はどちらかというと書斎派であったが、これからの社会で成功するタイプは知的行動派、行動的知識人である。考えたことを実行し、実行したことを熟慮反省して、さらに次の行動に移す人間でなければならない。外向型の人は気軽に行動するから、腰が軽い。何かしようと思いついたら、すぐに行動に移す。内向型が考えに考えて行動までに時間がかかる。慎重なのは良いが、タイミングを逸してしまっては元も子もない。内向型でも行動力を身につけるこてとはできる。まずは、何をやっても失敗して、もともとだと、思うことだ。人に会って恥をかいても、恥をかけるのは若いうちだと覚悟を決めるのである。次に、行動力のある人にできるだけ接近して真似をする。これは行動力の改善以外にも、性格の改善にも大いに役立つ。相手の長所を吸収できるからである。最後に、「今」は再びやってこないと思うことである。常に「時」を意識する。今日という日はもうやってこないと思えば、おのずと、「今」を大切にするはずである。

 

◯ 3点集約

・今の時代、「知識人」より「行動・実践」できる人間が成功する。

・行動力のある人の近くで学び、その行動を真似ることで、自分も成長できる。

・「今」を意識できるか、出来ないかが、成長出来るか否かのポイントである。

 

◯ 所感

個人的に最近の風潮で気になること。それは、新入社員に仕事を教えるときは、そのやり方、その方法、背景に至るまで懇切丁寧に教えるべきである。新人は自分で一旦、何故、その仕事をやらなければならないかを理解して、初めて、仕事に取り掛かるのである。といった論調を見かける。確かに、仕事の背景やあり方を教えることは大切だとは思う。でも、その成果に辿り着くまで、プロセスまで丁寧に教えることは、果たして必要なのだろうか。それは、ある意味、新入社員を馬鹿にしているのではないだろうか。新入社員は子供ではない。歴とした大人である。正直、仕事を全部理解していなくても、やりながら理解していくものが、仕事というものではないだろうか。先輩に言われたことをやったのに、上司に怒られる。こんな理不尽な体験をすることも私は必要だと思う。コスパ、タイパが悪いと言われるかも知れないが。。体験することで、理屈があとからついて来るのではないだろうか。情報が溢れる現在、正直、仕事の仕方などは調べれば幾らでも出て来る。しかし、それを行動に移すかは、結局の所、本人次第。やってみて、違ったら、他の方法を試す。この繰り返しが人を成長させるのではないだろうか。びびったら、成長は止まる。