小さいが大きな299歩目

こんばんは。富田です。

それでは、本日の一言集約です。

◯ 一言集約

【細心の気配り】

指示された通りに、切符を買ってきて渡すのは"並み"の仕事ぶり。仕事のできる人は、必ずそこに相手にどうあれば便利か、どうすれば相手に喜ばれるかを考える。つまり、気配り、気遣いがある。仕事には細心さが大切である。細部に心を配った仕事ぶりは、必ず人の心を捉える。人の目につかないところに、気配りが行き届いているのが本当の仕事である。この配慮は、一つの仕事を大事にする姿勢から生まれる。どんな些細な仕事でもバカにしないで真剣に取り組むことから生まれる。そして、仕事に対して必要なのが「親切心」。相手の身になってものを考える心である。思いやりの行き届いた、細部にまでの心ここもった仕事をしてはじめて「完全な仕事」といえる。

 

仕事は配慮をしても遠慮をしてはいけませんよね。私の解釈ですが、配慮は仕事に対して、相手のことを想い、相手が仕事をやりやすいように考えること、つまりベクトルが相手に対して向いている。遠慮は依頼した時に相手に拒絶されるのではないか、そうなったら嫌だなというようにベクトルが自分に向いて、周りにベクトルが向いていない状態なのだと思います。遠慮していても、仕事は前に進みません。むしろ、自分で止めてしまうので、デメリットしかありません。遠慮しないようにするには、一つは自分がしている仕事に対して誠実に向き合っているという、自信を持つ事。もう一つは、職場の心理的安全性を高めるということです。何を言っても、人格を否定されたい職場作りが大切です。声が大きな人だけの意見が通るようでは、その会社は衰退します。耳の痛い意見を吸い上げ、それを社員みんなで考えることが出来る雰囲気作りが「遠慮」を排除するのではないでしょうか。