小さいが大きな255歩目

こんばんは。富田です。

それでは、本日も自己肯定感を上げるお時間です。

◯ 一言集約〜エッセンシャル思考〜

目標。最終形を明確にする。「かなり明確」と「完全に明確」は全くの別物。企業の場合、目的が明確でない分、社員は混乱し、ストレスを抱え込む。企業の目的が明確でない時に起ることは「上長や評価者の顔色を伺うといった社内政治が蔓延する」「向いているベクトルがバラバラのため何でも屋になってしまう」の2つのことが起きる。どれも、必要無いことに時間が割かれるため、生産性が落ちてしまう。仕事が作業に置き換わってしまうことが最も恐ろしいことなのだ。目標を決める時に大切なことは、目標を達成したか否かを明確に判断できるものでなければならない。「顧客満足を上げる」ではなく「月一回実施している顧客満足度アンケート結果の平均点を半年間で80点以上とする」といったように具体的でなければならない。具体的でなければ、人は動かない。目標を明確にするひとつのやり方は「本質目標」を定めることである。本質目標とは、その決めた目標に一つによって、その後のあらゆる決断が不要になるものである。例えば、「医者になる」と決めれば、何を学べば良いか明確になり、その後、余計な選択肢を考えずに済む。ブレない軸と言っても良いかもしれない。人生も同じである。但し、人生の本質目標を決めることは容易ではない。それには、常にタフな問に答え続けななければならない。トレードオフから逃げずに、本質から外れたものごとを断固として切り捨てなくてはならない。

 

「目標が明確であればあるほどよいではなく」、「これ以外の目標はない!」という所まで、トコトン無駄を省くことが、人が動く、正しい目標の作り方なんですね。目標を立てず進むことは彷徨うことと一緒です。曖昧な目標は無駄な不安や悩みを与えるだけですが、真に明確な目標にはそれがありません。目標はシンプルで達成、未達成が可視化できるものでなければなりませんね。