こんばんは。富田です。
今日も「心理的安全性 最強の教科書」から一言集約&感想です。
メンバー同士がお互い同士を認め合いながらも、仲良しクラブで終わる
のではなく、建設的な意見の対立を通してしっかり成果に繋げるには、
マネージャーのメンバーへの関わりが重要である。
マネージャーに必要な考え方はシンプル。
「人にやさしく、結果に厳しく」
「人」と「タスク」を区別すること。
部下が仕事でミスをした際に、結果に対すつ指摘、指導以外に、
人格まで否定していないだろうか。
「依頼していた報告書だけど、記載内容が結果とズレているよ。
なんで、こんな簡単な報告書も書けないの?」
「なんで、こんな簡単な報告書も書けないの?」
これが、人格を否定している一言。
言われた方は、自分を否定されたのですから、
極端な話「自分の居場所がない」と感じ、
言われたメンバーの心理的安全性は下がってしまう。
人には「承認欲求」があり、満たされることで
「自分には居場所がある」と感じたい。
これが安全を求める人間の根本的な願いなのある。
人に優しくとは「人として人を見る」「人として人と接する」こと。
人に優しく、仕事に厳しく。
が、心理的安全性を高める基本となる。
→人とタスクを区別する。これは、私も昔から意識しながら仕事をしていました。
「ミス」は人が起こすことですが、誰しも、ミスを起こしたくて起こしている訳
ではありません。その「ミス」には、思い込み、確認忘れ、伝達ミス、プロセス
様々な要因が絡まって起きています。
何か1つだけの要因でミスが発生することはそれほど多くは無いはずです。
そこに、ミスを起こした当事者を否定して責めるので、次のミスを防ぐ、
対策を立てる事できません。起きた事象、タスクにスポットを当てて、
ミスの原因を突き止め、対策を立てなければ、また、同じ事を繰り返すだけです。
罪を憎んで人を憎まずではないですが、ミスに厳しく人に優しく。
これをやり抜くことが、心理的安全性を高めるベースになるのだと思います。