小さいが大きな143歩目

こんばんは。harunoriuesugiです。

それでは一言集約&感想です。

本のタイトル:数値化の鬼

一言集約&感想:

会話に数字が出てくることが普通になるといことは物事を客観的に見ることが出来るようになる。それを意識する上で日々1日の行動を数値化すること。多くの社会人は年間、半年毎に目標がありそれをクリアすることが必要となるが、目標が大きいままだと手をつけにくいため、進捗が進まない。そこから1年、半年、3ヶ月、1ヶ月、1週間、1日と細かく目標に到達するために必要なことを細分化していき、それを数値化することが必要なのである。それを怠るといつの間にか、出来ていない事を正当化して周囲に問題を押し付けようとすることになる。出来ないことに向き合わなくなる。結果、自己欺瞞の権化となってしまう。数値化が出来ると、失敗しなくなるのではなく、失敗を失敗と認めて次はどうするかを考えるようになる。よく頑張った、なんかダメだったな。ではなく、数値化で評価することにより、未来への進み方が明確になる。

→目標に到達するためのプロセスの細分化は本当に重要ですね。目標が大きいほど、何から手をつけて良いか分からなくなりますが、プロセスを細分化することで、ハードルが下がるため行動に移しやすくなります。集中できない時こそ、簡単なメールを作ったり、ルーティン作業を始めたりすることで、段々と集中力が増してきて、頭がハッキリするのと同じですね。まずは始めてみる。そして、始めながら考えて、失敗したら修正する。人生はその繰り返しなのかも知れません。成功するまで続ければ必ず成功しますよね。

 

★特許の豆知識

特許権を得るには5つの要件が必要だとお話しました。今日はそのうちの一つ、「産業上利用できる発明であること」についてお話しします。特許は何でもかんでも新しければ特許を取れるという訳ではありません。特許制度は産業の発達に寄与することを目的としています。そのため、人間を手術、治療、診断の方法や学術的、実験的、また、明らかに実現不可能と思われる発明については特許権を得ることは出来ません。考えてみれば当たりまえですよね。人の命を救うための新しい術式をその発見した医師しか出来ないとなったら、命に値段が付いてしまいます。倫理感の目線からもNGですよね。特許の根幹は発明した企業、人を優遇する役割りもありますが、私達の生活を豊かにするための制度でもあるのです。

 

本日は以上です。それでは、また明日!