小さいが大きな149歩目

こんばんは。harunoriuesugiです。

それでは、一言集約&感想です。

本のタイトル:数値化の鬼

一言集約&感想:

目標は思い出せる数字でなければ意味がない。日本の企業の評価項目は数値化しにくい者が多い。例えば、「積極性」「コミュニケーション力」「判断性」など。これらは主観的な要素が多く、絶対評価が出来ない。評価項目は多くても「5個以内」で回数や達成率、案件数など数値化で評価可能なものでなければならない。数値化することで上司と部下の認識の相違が無くなるだけでなく、会社の目指す方向性とのズレが少なくなり、会社の成長にも直結する。マネジメントを行っているのであれば、個人評価はせずにチームとしての目標をクリア出来たか否かのみで評価することが望ましい。なぜなら、チームの目標がクリア出来ていなくても、個人評価がクリア出来ていることで言い訳が可能となり、評価がブレてしまう。あくまでもマネジャーは会社、チームの成績で評価されるべきである。部下が稼いでくれて、自分が暇になることがマネジャーとして望ましいのである。

→部下が稼いでくれて自分が暇になることがマネジャーとして望ましい。これは、本当にその通りだと思います。仕事は体力を使います。現場でのピークはそれ程長く無いと私は考えています。だからこそ、年齢を重ねるたびに、自身の経験や知識を生かして部下の育成、マネジメントにシフトしていくことが必然だと私は考えています。責任を押し付けられて、給料は上がらない。自分の時間が取れなくなる。だから、昇進はしたくない。という会社員が増えていると何度も耳にします。私も気持ちが分からないわけではありません。でも、役職が上がることで見えてくることもありますし、私は勝手に日本にいる限り死ぬまで働かなければならないと思っているので、沢山の経験をしなければ今後、生き残ることは出来きないと考えています。若い時の苦労は買ってでもしろ!

この言葉は成長する上で大切な言葉ではないでしょうか。

 

★特許の豆知識

特許は出願してはい!終了!という訳ではありません。特許権獲得までは意外と険しい道が待っています。まず、やった!凄い発明をしたぞ!と新たな発明をして特許権を得るぞと決めたら、特許庁に特許を審査してもらう必要があります。この審査をお願いする上で必要な申請が「特許出願」です。特許出願時には「願書」「特許請求の範囲」「明細書」「要約書」「図面」の5つの書類が必要です。
 「願書」には、発明者などを記載。
 「特許請求の範囲」には、特許を受けようとする発明を特定する事項を記載します。特許請求の範囲の記載が特許の権利範囲となります。明細書とともに、出願書類のうち最も重要なものです。この特許請求の範囲設定に失敗すると使えない特許になります。なので、大抵特許権を獲得する際の範囲は実際に発明した時の条件よりも広げて申請することが多いです。例えば、pH5〜6の時に薄毛に凄い効果のある化粧品を開発したとしたら、pHの範囲を現実的に使用しても問題ないpH4〜7などに広げたりします。

これは他社にその範囲外で真似されるために防ぐためでもあります。但し、広げた範囲でもある程度効果があることを実証しなけばなりません。

 

本日は以上です、それでは、また明日!