小さいが大きな49歩目

おはようございます。harunoriuesugiです。

それでは、本日の一言集約&感想です。

 

本のタイトル:7つの習慣

一言集約&感想:

3.協定

人間関係を築ければ、Win-Winの中身を明確にし、そこに至るまでの道筋を示した協定を結ぶ事ができる。人間関係のパラダイムは、上下関係から対等な立場で成功を目指すパートナーシップの関係に変る。典型的な管理者はWin-Loseのパラダイムである。相手を信頼していないから、あるいは望む成果をはっきりと伝えていないから、細かく監視してチェックし、指図したくなる。マネージャーのもっとも需要な重要な仕事はWin-Winの実行協定を確立することであり、本物のWin-Win実行協定は、パラダイム、人格、信頼関係の土台にあって始めて生まれるものである。

→マネージャー=管理職という認識で、部下を管理監督することがマネージャーの仕事だと認識していました。しかし、その考えでは部下と本当の信頼は生まれないということなんですね。相互でのWin-Winの中身を明確にし、信頼関係の元に成り立つパートナーシップの関係が本来の姿なんですね。

 

4.システム

組織の中にWin-Winを支えるシステムがなければ、Win-Winの精神を定着させることはできない。理念と報奨などのシステムもその目標と価値に見合うものにする必要がある。特別な相互依存関係がなく、協力する必要がない別の会社や個人だったら、競い合ってもいいだろう。しかし、企業にとって、社内の協力は市場での競争と同じように大切である。Win-Winの精神は勝ち負けの環境では絶対に育たない。そして、多くの場合問題があるのは人ではなくシステムのほうである。いくら優秀な人材でも、悪いシステムに入れたら悪い結果しか出てこない。

→会社にとっても言動一致は重要なことなんですね。会社にとっての言は「理念・指針」などで動は「人事制度・報奨制度」などといった所でしょうか。この2つの内容に齟齬があったら確かに社員は迷い、進むべき方向を見失いますよね。Win-Winの精神は勝ち負けの環境では育たない。私にとってこの言葉自体がパラダイムシフトです。。あり方を見つめ直します。

 

5.プロセス

Win-Winの解決策を考える時は、人と問題と切り離して考え、相手の立場ではなく課題に焦点を絞り、お互いの利益になる選択肢を考え出し、双方ともに納得できる客観的な基準や原則を協調することがポイントである。具体的なプロセスは以下の通り。

① 問題を相手の視点に立って眺めてみる。相手のニーズや関心事を当の本人と同定度  に、あるいはそれ以上に理解しようとし、言葉にしてみる。

② 対処すべき本当の問題点や関心事を見極める。

③ どんな結果であれば双方が完全に受け入れられるのかを明確にする。

④ その結果に到達するための方法として新しい選択肢を見つける。

→相手の立場に立って物事を考えるとよく言われますが、上記4つはかなり具体的なプロセス方法だと感じました。また、人と問題を切り離し、問題に焦点を絞り考えるという方法も「人」というバイアスを外して考えるためより問題の本質がつかみ易くなるのではと思いました。早速、実践していきます。

 

★本日の化粧品の豆知識

 今日は化粧品を製造する会社と売る会社についてお話しします。突然ですが、日本には化粧品を製造できる会社がどれくらいあると思いますか。正解は、約2500社です。えっ。そんなにあるの?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。そうなんです。2500社もあるんです。でも、普段私達がWebやCMなどで目にする企業はそんな多くないですよね。それは、広告宣伝費をかけることができる体力のある会社しか難しいという側面もありますが、そもそも、私達の目に触れることがなく、表舞台に出てこない会社も存在します。一般的に、ODM・OEMと呼ばれる会社です。これらの会社は自らの会社名で商品を売ったりはせず、製造したものを別の化粧品メーカーに販売し、その別のメーカーが市場に化粧品を販売しています。なので、皆さんがお使いの化粧品についても例えば、大手メーカーの化粧品でも、実際、中身を作っている会社は違うことも多々あります。化粧品業界はある意味、持ちつ持たれつの世界なんです。OEM・ODMの違いについては、またの機会でお話しします。

 

本日はここまで!それでは、また明日!みなさん!良い週末を!