小さいが大きな50歩目

それでは本日の一言集約&感想です。

 

本のタイトル:7つの習慣

一言集約&感想:

① 人間関係の重要な原則は「先ず理解し、そして理解される」ということ。相手が心を開き信頼してくれるような人格を土台として、相手に共感して話を聴くスキルを積み上げていかなくてはならない。必要なのは、相手の身になって聴く、共感による傾聴である。まずは、相手を理解しようと聴くことであり、相手の身になって聴くことである。共感の本質は同情ではなく、感情的にも知的にも相手を深く理解することである。相手に影響を与えようと思ったら、自分もその人から影響を受けなければならない。

→所謂会話のテクニックは表面上のことであるため、心の底から相手のことを理解しようとしなければ相手は二面性を感じ、信頼をえることは出来ませんよね。相手から影響を受けて初めて、相手からも理解されるということなんですね。

 

② 共感の傾聴を高めるスキル(スキルはあくまでも表面上)は4つの段階がある。「相手の言葉をそのまま繰り返す→相手の言葉を自分の言葉に置き換える→相手の気持を言葉にする→相手の言葉を自分の言葉+相手の気持を言葉に置き換える」という4ステップとなる。最終的には、左脳と右脳を両方使い、相手を対話をする。人は対話をしていると自分の過去の経験を相手の話に重ねてしまう。しかし、相手はそれらを望んではいない。相手が理論的・感情的に反応しているかを見極めて、理論的な反応であれば効果的な質問・助言を、感情的な反応であれば共感して聴く姿勢に戻らなければならない。

→相手との対話をする際に、相手の気持を自分の言葉に置き換える(右脳を使う)ことは意識していませんでした。また、相手の反応別に聴き方が変える必要があることも知りませんでした。そこまで意識して相手の話しを聴いて居なかったのかもしれません。今後は、今、相手がどのような反応なのかを見極めて対話をしていきたいと思います。

 

③ 相互関係においては、自分を理解してもらうことも重要なのである。古代ギリシャの哲学に「エトス・パトス・ロゴス」というのがある。

エトス:個人の信頼性を意味する。他者があなたという個人の誠実さと能力をどれだけ信頼しているか、あなたが与える信頼である。

パトス:感情、気持のことである。相手の身になってコミュニケーションをとることだ。

ロゴス:理論を意味し、自分のことを筋道立てて表現し、相手にプレゼンテーションすることである。

自分の考えを相手に伝えようする時、ほとんどの人は「ロゴス」に飛びつきかちであるが、本来必要なことはエトス→パトスという順番である。

→プレゼンテーションに必要なことは理解して欲しいではなく、相手が本当に知りたいことは何かを知ることではないでしょうか。初対面の相手であればなおさら、その人を知ることが大切ではないでしょうか。また、自身の誠実さ、人格を高めることが理解されることに繋がることも重要なことではいでしょうか。

 

★本日の化粧品・毛髪の豆知識

 今日はヘアカラーのお話しを。ヘアカラーをしたら、長くその色をキープしたいですよね。でも、色によって色持ちの長さは異なります。一般的に、青や緑といった寒色系の色味は色が落ちやすく、赤や紫といった暖色系の色味は色持ちが良いと言われています。それは一体なぜか。簡単にいうと、それぞれの色味を出す染料が髪のどこまで浸透しているかの違いなんです。寒色系の染料は染料一つ一つが繋がるスピードが早いため、髪の外側を中心に色が染まっていきます。逆に、暖色系の染料は染料一つ一つが繋がるスピードが遅いため髪の内部を中心に染まっていきます。寒色系の色味は髪の外側に存在するため、どうしても色が抜けやすくなります。色持ちを良くするには、キューティクルの開きを抑える必要があります。キューティクルが開いていると、染料が外に出やすくなるためです。それには、弱酸性でpHコントロールできるシャンプー、トリートメントが効果的です。また、アイロンを使う方は温度にも注意です。130℃以下で使用しないと髪のダメージはもとより、色味にも影響してしまいますので気をつけましょう!

本日は以上です。それでは、また明日!