小さいが大きな259歩目

こんばんは。富田です。

今日も自己肯定感を上げるお時間です。

◯ 一言集約〜エッセンシャル思考〜

バッファ。最悪の自体を想定する。世の中には確実なことなど存在しない。私達は予測不可な世界に住んでいる。それは人間、誰しもだ。だからこそ、何が起きても良いように準備と備えが必要なのである。常にバッファ(緩衝)を持たなければならない。バッファがないと不測の事態に対応することは出来ない。非エッセンシャル思考の人は「最善のケースを想定し、土壇場にならないと頑張らない」。逆にエッセンシャル思考の人は「最悪の事態を想定し、準備と計画に全力を注ぐ」。エッセンシャル思考の人は、不測の事態は「起るもの」だと知っているからだ。バッファに必要なことは徹底的に準備をすることだ。準備を徹底的にすることによって、「今」考えられる不安要素を排除することができる。不安要素を排除するということは、バッファを保つことができる。また、作業や仕事にかかる時間を考える上では、自分の経験や予測から導き出した時間の1.5倍で見積もる。実際に仕事に取り掛かると、この予測した1.5倍の時間になることがほとんどなのだ。また、5つの考え方でシナリオ・プランニングを作成することも意味がある。①どんなリスクがあるのか②最悪の場合はどうなるのか③周囲の人への影響はどうなるのか④そのリスクは経済的負担になるか⑤リスクを減らすために投資は行うべきか。この5つである。

 

「今」できることを精一杯やるだけなんですよね。未来は予測不能で、正直、考えても「今」は正解が分かりません。でも、その予測不能なことも、「今」念入りに準備をして、計画を立案し、最悪の事態を考えることで、予測不能な幅が狭まりますよね。そして、明確な計画を立てることで「今」に集中出来ます。後の一言集約でも触れますが、マルチタスクは誰でも出来るそうです。音楽を聞きながら洗濯物を干したり、食器を洗ったり、これもマルチタスクでうよね。でも、「集中」は一つのことにしか出来ないんです。成果を上げるにはマルチタスクよりも、一つの物事に集中したほうが絶対に効果が高いんです。以前、読んだ本にこんことが記載されていました。資料を集中して作成している所に、クライアントから電話が掛かってきて対応した場合、電話を受ける前の集中力に達するまで約15分かかると言われているそうです。それだけ、人間の脳は「同時作業」と「切替」が不得意なのだと思います。切替コストが増えないような取り組みも重要ですね。