小さいが大きな176歩目

こんばんは。富田です。

それでは、本日も「心理的安全性 最強の教科書」から一言集約&感想です。

自分の考えや望みを自分から話さずに、周りからも「あいつは何を考えているか

わからない」と思われている人のことを、本著書では「透明人間」と表現しています。

職場に「透明人間」がいると周りは接し方がわからずに混乱します。

本人の求める成果がわからないので、上司はサポートの仕方がわかりません。

また、上司がそのような場合は、部下に求められる仕事の進め方が分からないので、

何が正解が分かりません。そして、「透明人間」自身も自分が何をしていいか、

分かっていないのです。つまり、自己認識がないのです。

職場の心理的安全性はローコンテクストコミュニケーション(雰囲気で察することをしな

い。言葉に出してコミュニケーションを取る)の上に成り立つものです。

察するということは、自分の考えていることが正解か不正解かがわからない状況

なので、迷いや不安を抱えたまま過ごすことになり、心理的安全性が下る傾向に

あります。

なので、マクドナルド、ロレックスなどと同じように自分のブランド(自分がどうゆ

う人間かを周りに示すためのもの)を持つことが大切です。

自分がどのような人間であるかを自分自身も認識し、周りからも認識してもらえれば、

「あの人はこんな人だ」「こういう考え方をするのか」という輪郭が明確になり、

どのように接すればよいか予測がつくので、周りの人は「付き合いやすい」と感じ

るでしょう。自分自身のブランドパーソナリティを形づくる土台こそ、

自己認識になります。自分の好きなもの、嫌いなもの、何を一番大切か、何が得意で、

何が不得意か。これらを自分で把握することで、相手に対する付加価値を提供しやすく

なり、結果、相手から感謝され、承認されると仕事が楽しくなり、

自己肯定感が高くなります。好きこそものの上手なれ、仕事を上手くやるためにも、

自分の得意と好きをしることは仕事や生きていく上で非常に重要になります。

自己肯定感を上げるため、自分の好きを本当に理解することが、

生きる上で、楽しく、充実して過ごすための1つの要素ですね。

 

★心のサプリ

「透明人間になるな。自分はこうだよって、うるさいくらいの騒がしさが必要」