小さいが大きな224歩目

こんばんは。富田です。

今日も過去の振り返りを。

先輩から謝罪を受けた私はただ驚いたのと、困惑と申し訳ない気持ちなど色々な感情がマーブル状になってフリーズしていました。(笑)

発した言葉が「はぁ。」。

それだけ、私にとってはインパクトが強かったんですね。年上の先輩からしっかりと謝られるなど経験したことのない私にとってはかなりの衝撃でした。先輩や上の人はなんだかかんだ、自分の非を認めないと言う偏見があったからです(笑)。しかし、この先輩はそうではなかったんですよね。自分が間違っていたと思ったら年齢や役職など関係なく真剣に謝る。本気で「ごめんなさい!」と言う。それによって、私が先輩に持っていた「怖い、話すのが嫌だ、この前と違う事を言ってる。なんで?という不信感など」が一気に吹き飛びました。私は先輩を「先輩・年上」という偏見で見ていたし、そして、そのように接していたんですよね。「プロジェクトを一緒に成功させる仲間」と見ていなかったんです。でも、これがキッカケで私は、臆することなく先輩に意見を述べれるようになりました!私が色々な意見を言えるようになったのは、私が変わったのではなく、この先輩が変わったからなんです。先輩がある意味、自己開示をしてくれたおかげで、先輩に対する私の心理的安全性が高まったのだと思います。ここからは、プロジェクトは本当に漫画のような展開を迎えます。あれほど、進まなかったプロジェクトが面白いように商品の方向性や剤そのものの質感、テクスチャー、仕上がりなどが一気に決まっていき、そして、実際に発売された後も予想以上に初回の動きがよく、また、リピート率も高い商品となりました!結果として、初めて任されたプロジェクトは成功裏に終わりました。このプロジェクトが私の中で、社会人になって初めて「成功」した体験となります。入社6年目にしてようやく、仕事の楽しさを知りました(笑)。

時間は掛かりましたが、苦しみながらも自分で掴み取ったこの成功体験によって、今も、私は化粧品業界で仕事を続けられているのだと思います。と同時に、師匠にもコメントを頂戴したのですが、本当に私は人に恵まれていたし、これからも恵まれていくのだと思います!これは、私の1つの強みとして今後も活かしていきます!

入社7年目からはまた、新しいステージで仕事をすることになりますが、続きは、また、次回に!