小さいが大きな228歩目

こんばんは。富田です。

今日も過去の振り返りを。入社8年目にしてチームリーダーを任された私は色々なことで悩みます。人間関係、仕事の任せ方、お客様との折衝等々。私の中で、ここ入社8年目から人生の流れが「パッチ!!」と切り替わったように怒涛のような変化に襲われます。ここの8年目からは私の中ではしっかりと整理していきたい部分でもあるので、少し時間を取って振り返っていきたいと思います。まずは、仕事に対する目線について。先日も書きましたが、私がチームリーダーになったことを面白くないと思っている先輩方が居たことで、私の中ではかなり仕事がし難くなりましたし、人って面倒くさいと本気で思っていました(笑)。なぜ、他人の出世にそんなに固執するのかと。そんなことを考える時間があるのなら、仕事をすればいいのにと。良くしてくれた先輩方も「そーゆう人のことは考えるな。ほっとけ。」とは言うものの、当事者の私としては、当然気になります。そっちばかりに思考が引っ張られてしまい。仕事に集中出来ない日々が続きました。当然、集中出来ていいないので、部署内では失敗が続き、「富田、大丈夫か?」という雰囲気が流れていました。当時、私はサロン向けのPBの開発からは離れて、ODM向けの仕事をメインで行っており、部署内では私も含めて4名のチームでODMの仕事を回していました。ODMの営業については、主に前職の子会社の社員が行っていたのですが、処方を作るのは私たち研究員でしたので、私はその営業の方々に同行しながら色々な企業へ営業を行っていました。何故か、私のそこでの営業からの評価はすこぶる良かったんですよね。研究員なのに難しい話ではなく、分かりやすい説明で、研究員だから真面目と思いきや結構、話も面白いということで引っ張りだこでした(笑)。多い時は月の1/3以上が出張という時もありました。研究員なのに。でもこれは、私が臨んでいた「技術営業」に近いものがあったので、本当に仕事が楽しかったんですよね。お客様と本気で出来る!出来ない!を議論しながらお互いの出来るギリギリのところを模索しながら製品を作り上げるというこの痺れるような雰囲気がすこぶる楽しかったことを覚えています(胃はキリキリしていましたが。。)。そんな日々を過ごしているある時、私のことを面白くないと思っていた先輩に対しての負の感情が薄らいでいることに気づいたんですよね。言い方はちょっと棘がありますが「ああ。あの人と俺の見ている目線は違うのか。あの人は役職に固執している。つまり、”社内”という枠から出ていない。でも俺は、そんなことはどうでもよくて、とにかくお客様、会社がハッピーになる方法を模索している。なんか、そう考えたら、俺も小さいなことを自分の中で大きくして悩んでいたんだなぁ。バカくさ。」という思考に変わっていたんです。「視座」が変わると思考も変わると言いますが、それに近いものがあると思います。「悩んでいる時」は目線が下って、知らず知らずの内に周りが見えなくなってきているですよね。そうなると、悩みに囲まれて身動きが取れなくなってしまいます。一番良いのは「悩み」になる前に、おかしいな、嫌だなと思った時にだったら正しいことをやろうと行動し、自分を変えることだと思います。私は「人間関係が悩み」になっていましたが、それ以上に自分が楽しいと思える仕事に没頭出来たことで「悩み」がなくなっていったんですよね。結局は自分がしたい!!思えることをするのが最強!!ということではないでしょうか(笑)。しかも、面白いのは私がこの人間関係の悩みが悩みで無くなった時から、徐々にこの先輩の態度も変わっていきました。人は自分を移す鏡とは正にこのことです。何かを変えたいと願うのではなく、自分が変わること。コレしか無いんですよね!!