小さいが大きな217歩目

こんばんは。富田です。

今日も過去の振り返りを。入社3年目に商品開発(ヘアケア)チームに配属されたましたが、この異動は1年間という期限付きのものでした。理由は、単純にお試し期間。商品開発の適性があるか否かを見極める期間です。まぁ、当時の私はそんなことは知りませんでしたので、ただただ、基礎研究チームから出たことで何かが変わるかもしれないという期待(結局は他責的な考え方)しかありませんでした。が、結局のところ、この商品開発は私の性に合っていました。基礎研究のように3年、5年、10年と先が見えにくい仕事とは違い(長期スパンのモノの見方が出来ないと良い仕事は出来ないのですが、当時の私はとにかく長期スケジュール管理が嫌で嫌で仕方なかったんですよね。。)、サンプルを作れば使った同僚から何かしらの反応が帰ってくるため、次の方向性をすぐに決めることができるんですよね。なので、やればやるだけ良いも悪いも結果が付いてくるので、とにかく楽しかったことを覚えています。ああ、俺はこっち側のニンゲンなんだなと勝手に納得していました。約半年間でシャンプー、トリートメント合わせて400サンプルを作っていたと思います。センスが無いとも言えますが、当時の私は、実際に作って、触って、確かめるという「実体験」を積まなければ成長には繋がらないと考えていましたし、今でもその考え方は正しいかったと思っています。目標をクリアするために、仮説を立てた上で、業務を遂行した結果、仮説とは違った答えが出たとしてもそれは失敗ではなく、1つの結果であり、「上手く行かなかった結果が得られた」ことになります。つまり、答えに近づいているんですよね。当時の私は、そこまで考えてはいませんでしたが、結果として、上記の考え方で仕事をしていたんだと思います。この考え方で仕事をすると、結局、失敗という概念がないので、気持が沈むことが一切ありません。やればやるだけ答えに近づいている実感があるため、ひたすらやり続けることが出来ます。そして、ついには答えにたどり着く。その時の充実感、達成感は代えがたいものがあり、この充実感、達成感を味わいたくて、更に次へ次へと進むことが出来るんでよね。このサイクルに入ればもう無敵です(笑)。でもこの楽しかった1年はあっという間に終わってしまいます。このまま、商品開発で楽しく仕事ができると思いっていたのですが、なんと、基礎研究チームに再度、出戻ることになります。。その時、私はどう感じ、どのよう仕事をしようと思ったのか。その振り返りは、また明日!

「失敗はない。あるのは成功か挑戦中のみ。」