小さいが大きな201歩目

こんばんは。富田です。

今日は、通常運転で本の一言集約&感想を。

フィードバック時は「行動ベースで、できるだけ1つに」を基本とすると、相手にとっては、修正箇所が分かりやすく、また、フィードバックの数も一つのため心理的安全性を保ちやすい。行動ベースでのフィードバックとは、相手の人格を否定せずに、相手の行動に対してフィードバックをするということ。例えば、自分が以下の様に言われたとする。内容は同じこと(会議が私のせいでうまく回っていないこと)なのに、捉え方は違うはずです。

① Aさん、最近の会議でなんだかコミュニケーションが上手くいっていないと思います。

② Aさん、最近の会議で発言する時のAさんの話方がキツイ気がします。

③ Aさん、最近の会議でのAさんのコミュニケーション力は低いと思います。

④ Aさん、最近の会議でAさんは失礼な態度を取っていると思います。

いかがですか?③、④のように言われたら、カチン!!と来ませんか?③、④はスキルや人格否定に当たるため、誰でもカチン!!となってしまいます。逆に①だと、Aさん自身も自分が言われたように感じないため、フィードバックになっていません。②は人格やスキルではなく、行動にフォーカスされているので、自分がフィードバックされていることも気づき、直さなきゃと受け入れることが出来ます。また、厳しいフィードバックをする際は、「あなたは話し方がきつい」ではなく「私はあなたの話し方がキツく感じた」と主語を「You」ではなく「I・We」にすることで私はあなたと対立したいのではなく、あなたと一緒になって問題を解決したいという仲間意識が生まれます。

それだけ、「言葉」の持つ力は偉大ということですよね。