小さいが大きな194歩目

こんばんは。富田です。

今日は、久しぶりに本の一言集約&感想です。

「やりたい」という言葉は曖昧な言葉です。

「私はこれをやりたい」という言葉は、「私はこれをやりません」と

言っているのと同義だからです。

「やりたい」と「やります」は全く違います。

「出来なそうなこと」でも「やりたい」と言えば、

自分を格好良くアピール出来ます。

「やりたい」のではなく「やる・やらない」を明確にする必要があります。

別にやらなくてもいいのです。やらないことで、別のやることが出来ると

思えば良いのです。

メンバーが「やる」と踏み切れないのは「何から始めればいいか分からない」

ためです。そのため、マネージャーはやるべきことをタスク化し、

メンバーが安心して前に進める様にします。「やる」と決めたら、

「何からやるか」。今すぐできることを探して、とにかく早い段階から

動いてもらうことが重要です。とにかく、スピードがなければNGです。

また、その際、モチベーションまで管理しようとしてはいけません。

モチベーションの管理は人の管理にあたります。

本人のやる気、モチベーションは本人にしか変えれません。

変えるきっかけは与えることは出来ても、最終的なモチベーションの変化は

本人次第なのです。

また、良く、モチベーションが低いのは本人の意思の問題だ!

とよく聞きますが、それは違います。

本人のモチベーションに深く関わってくるのは、

「好き・楽しいと思える仕事」「得意なこと」「意義を感じられる仕事」など

その人にあった仕事やタスクであれば、人は自然とモチベーションが高まります。

なるほど、人のモチベーションはその本人にしか変えられない。

確かにそうですね。周りからの励ましがあったとしても、

結局切り替えるのは自分自身ですもんね。

モチベーションや人の管理をするのではなくタスク、スケヂュール、

業務管理をすること。これが大切なことですね。