こんばんは。富田です。
今日は、久しぶりに本の一言集約&感想です。
「やりたい」という言葉は曖昧な言葉です。
「私はこれをやりたい」という言葉は、「私はこれをやりません」と
言っているのと同義だからです。
「やりたい」と「やります」は全く違います。
「出来なそうなこと」でも「やりたい」と言えば、
自分を格好良くアピール出来ます。
「やりたい」のではなく「やる・やらない」を明確にする必要があります。
別にやらなくてもいいのです。やらないことで、別のやることが出来ると
思えば良いのです。
メンバーが「やる」と踏み切れないのは「何から始めればいいか分からない」
ためです。そのため、マネージャーはやるべきことをタスク化し、
メンバーが安心して前に進める様にします。「やる」と決めたら、
「何からやるか」。今すぐできることを探して、とにかく早い段階から
動いてもらうことが重要です。とにかく、スピードがなければNGです。
また、その際、モチベーションまで管理しようとしてはいけません。
モチベーションの管理は人の管理にあたります。
本人のやる気、モチベーションは本人にしか変えれません。
変えるきっかけは与えることは出来ても、最終的なモチベーションの変化は
本人次第なのです。
また、良く、モチベーションが低いのは本人の意思の問題だ!
とよく聞きますが、それは違います。
本人のモチベーションに深く関わってくるのは、
「好き・楽しいと思える仕事」「得意なこと」「意義を感じられる仕事」など
その人にあった仕事やタスクであれば、人は自然とモチベーションが高まります。
なるほど、人のモチベーションはその本人にしか変えられない。
確かにそうですね。周りからの励ましがあったとしても、
結局切り替えるのは自分自身ですもんね。
モチベーションや人の管理をするのではなくタスク、スケヂュール、
業務管理をすること。これが大切なことですね。