こんばんは。富田です。
それでは、今日も「心理的安全性 最強の教科書」から。
マネージャーに必要なことの1つとして「無条件の肯定的関心」が挙げられます。
マネージャーが絶対やってはいけないこと。それは、部下によって態度を変えること
です。あいつは出来るからなといって親身になって対応したり、あいつは何度言っても
出来ないからなといって冷たい態度を取ってはいけないということです。
アメリカの臨床真理学者カール・ロジャースが提唱する考え方の1つが
「無条件の肯定的関心」です。
心理学者やカウンセラーは、様々な患者の話を聞く際に、
自分の価値感で話を聞くことなく、何故相手がその話をするのかを、
否定することなく傾聴します。自分の価値感で、相手の話を聞いは
いけないのです。
職場のマネージャーも同じで、部下に好かれることが仕事ではありません。
チームの生産性を高め、成果を上げることです。
であれば、どんなメンバーに対しても相談された時は、
「無条件の肯定的関心」を持って、話を聞くことがマネージャーにとっても、
メンバーにとってもストレスのない接し方になるのではないでしょうか。