小さいが大きな184歩目

こんばんは。富田です。

それでは、今日も「心理的安全性 最強の教科書」から。

マネージャーも人なので、感情はあります。私も感情はあります。

ただ、自己啓発系の本、しかも、マネージャーとは?のような本を

読んでいると、職場で感情は抑えなかればと思ってしまいます。

しかし、それは人としては不自然なので、いつか必ず爆発します。

人である限り、感情はなくてはならないものです。

それが例え、ネガティブなものであってもです。

怒り、いら立ち、恨み、嫌悪、憎しみ、恐怖など。

生活する上で、絶対に対峙する感情です。

ただ、その感情に飲み込まれ、表現の仕方を間違えると人の軋轢が

生じます。人間関係が悪化する原因になります。

大抵、こんな時は相手の人格を否定してしまいます。

相手の人格を否定しても、相手に不信感を抱かせるだけで、相手に、

自分の言葉が届かなくなります。良いことはないですよね。

ネガティブな感情になったときこそ、自分の心の状態に向き合うチャンスです。

ネガティブな感情を「建設的なもの」に変えていくのです。

苛立ちを感じている感情の原因は?自分が大切にしているものは何か?

自分が相手に求めていることは何か?

メンバーが提出期限を過ぎても成果物を上げて来なかったのであれば、

「以前も説明したが、何故、できなかったのか。今週までには必ず、

仕上げて欲しい。不明な点やサポートが必要であれば教えて欲しい。

すぐに取り掛かってください。」

という感じに、怒りを感じていても、相手に「して欲しい」ことは、

明確に伝えることが重要です。

まずは、自分の感情に気づき、感情をコントロールするところからですね。