小さいが大きな121歩目

こんばんは。harunoriuesugiです。

今日は私の昔話の続きをしたいと思います。

入社してから2年目までは完全に職場で腐っていた私。仕事は上手く行かないけど、周りの先輩達や上司、同期は優しく、面白い方が多かったので、会社に行くことは楽しかったですね。もうここで、社会人失格なんですよね。会社に行くことは楽しい。これって完全に学校やテーマパークと勘違いしてますよね。会社から給与を貰っているのに。。新人の社会人にありがちな勘違いをこの時に私もしていたんですよね。仕事はしていましたが、時計をチラチラみながらはやく17時にならないかなって常に思っていた気がします。でも、人生には転機というものが存在しますよね。正に、入社3年目の時に転機が訪れます。チームが違うのですが、飲み会やゴルフなどのプライベートでよくお世話になっていたチームリーダーから、私の直属の上司へ私を半年から1年間ヘルプ要因として商品開発チームに貸して欲しいとの要請があったんですね。その要請を受けた、当時の直属の上司は私を呼び出し、「商品開発チームからヘルプ要請があるけどどうする?」と、私の意志を確認してくれました。当時の私は、その時のどうにもならない環境を変えたかったので2つ返事で「はい!商品開発チームに行きます!」と即答していました笑笑

清々しいほどの自己中野郎ですよね。理由も不純ですよね。自分を変えるには環境を変えて貰った方が楽。「自分で環境を変えてやる!」といったインサイド・アウトの考え方なんて微塵も無かったと思います。兎に角、この何をやっても面白くない状況から抜け出したい一心でした。その私の回答に対する、上司の返答は「harunoriは商品開発チームの方が向いているかもな。まぁ、頑張って!」でした。今まで自分がみてきた部下が笑顔で「別のチームに行きます!!」と言っているのに、寂しそうなまた、イラッとした感情も見せることもなく淡々と「そうか。わかった。」と受け入れる上司に対して、「この人。スゲーな」と感じたことを今でも覚えています。でも、後でその当時の事を当時の上司にお酒の席で聞いた時、「正直、あの時笑顔でいきます!!って言われてイラッとしたわ。でも、2年間の仕事ぶりを見て、明らかにお前は基礎研究の気質では無かったし、全然、会社に対して貢献出来ていなかった。裏を返せば、それは、上司である俺の責任でもあるんだけどな。その点は、申し訳なかった。すまん。まぁ、でも、お前が1人で何かに気づき、変わることができるとも思っていなかった。だから、環境を変えるしかないと思っていた。今思うとあの時の異動はお前にとって正に転機だったんだよ。あの時の異動があるから、お前は今、この立場になることが出来たんだと思うよ。」

と言われたんですよね。当時の上司もこのチームの異動が私にとっての転機だと思っていたようです。(この立場ってどの立場って気になる方もいらっしゃると思いますが、そのお話しは・・・まだ、先になります。)

話は戻りますが、この商品開発チームに異動になってから、私の仕事に対する姿勢は徐々に変わって行きました。どのように変わっていったのか。それについては、またの機会で。

 

★過去の振り返りから学んだこと

「人生に転機は幾つもある。良い転機もあれば悪い転機もある。そして、転機とは後から気づくことが殆どである。だったら、悪い転機も良い転機に書き換えれば良い。過去の起きた事実は変えられない。でも、過去で起きた事実に対する捉え方、考え方は自分次第でいくらでも書き換えることができる。だったら、全て良い転機として書き換えて自分を認めてあげれば良い」