小さいが大きな237歩目

こんばんは。富田です。

今日こそ、滝行のお話を。。

というか、もう1か月前のお話になるんですね。

滝行は群馬県渋川市にある「棚下不動滝」で行いました。

正直、私たちのグループだけかと思っていたのですが、

その日は、私たちも含め約10組計30名の方々が滝行に参加していました。

いざ、滝行の場所に着くや否や、道着を渡され、道着に着替えます。

当日の気温はたぶん15℃位だったと思います。道着だけでも結構寒い。

着替えが終わるとインストラクターの方から

「みなさんのグループが1番人が多いので1番最初に入水をお願いします!」

2つ返事で「はい!」と答えると間髪入れずに、インストラクターの方が

「ありがとうございます!滝行は身体を慣らすための入水と邪気払い、

お清めの計3回になりますのでよろしくお願いします!」

「ん???3回???んん???」

「えっ。滝行は3回なんですか」と聞き返すと

明るく元気な声で「はい!3回です!でもおかわりできます!」と

返事が帰ってきました(笑)

完全なイメージですが、滝行は勝手に1回だけだと思っていた私たちは、

結構な衝撃と共に「おかわりもあるのか!」と軽口を叩く余裕がありました。

なぜなら、滝行の怖さを知らなかったから。この30分後。

滝行の辛さを知るとも知らずに。。。

実際に滝行を行う場所まで約20分程歩いて移動すると。。。

そこには、遠目からみるとなんてことない滝が。。。

水の落差が。。。一瞬、本当にこれに入るのかと躊躇している自分半分。

面白そうと思う自分半分。とにかく、変な気持ちになっていました。

がしかし、ここまで来て入水しないという選択肢はないので、

いざ滝行へ!!まず、滝壺の水が思った以上に冷たい!!

そして、滝行のルールとして、滝に打たれ始めたら「21」を

数え終わるまで滝に打たれなければなりません。

我々は8名のグループでしたので、

8名が並んで滝に打たれる必要があるのですが、

最後に打たれ始める人を待たなければならず、

1番最初に滝に打たれ始めた私は「21」を数え終わったので、

滝を出ようとしたのですが、みんなの声はまだ「15」。。。

「え!なんで!!俺だけなんで30近く数えなあかんの。。◯ぶ。。。」

と本気で思いました。数字を数えることによって、ギリギリ意識を

保てていたのだと思います。これを計3回。

滝行をすることによって煩惱を洗い流すとよく言いますが、

滝に打たれている間は本当になんにも考えれなくなりました。

滝行は冷たいとか寒いとかではなく、痛い。

経験しなければ分からないことです。

経験したからこそ滝行は「痛い」ということが分かりました。

そして、なんでしょう。一つの困難?をみんなで乗り越えたことで、

より一層、同士との絆も深まりました!結束力がより強硬になりました!

チームが団結するには、修羅場や困難を一緒に乗り越えることが、

1番必要な要素であることをこの滝行で改めて実感することができました。

そして、乗り越えることで生きている!という充実感を得ることができました!

人生に凪ばかりはあり得ません。強い風が、波が高い時にどう乗り切るか。

こんな風も吹くのか!こんな高い波もあるんだな!と楽しみながら、

乗り越えていければ人生は充実して楽しいものになりますよね!!

 

 

その後、道着に着替えてから400m程、歩くとお目当ての滝が見えてきます。