小さいが大きな29歩目

こんばんわ。harunoriuesugiです。

それでは、今日の一言集約&感想です。

 

本のタイトル:人を動かす

一言集約&感想:

① 相手に注意を行う時は、まずは褒める。その後、遠回しに注意を与える。「〇〇は良いよね。でも、〇〇は直そうか」ではなく、「〇〇はいいよね。そして、〇〇ができるともっと良くなるよね」。「でも」や「しかし」などを使用すると相手は、その前に伝えた内容が本当かなと疑ってします。だから、「でも」「しかし」ではなく、「そして」を使っていまよりももっと良くなることをイメージさせる伝え方が大切である。

→これは時と場合によるのではないでしょうか。やはり単刀直入に伝える場面も大切だと私は思います。遠回りに伝えすぎて相手に伝わらなかったら意味がないと思うからです。但し、単刀直入に伝えた後は、相手の重要感を高めるフォローは必須ですね。

 

② 相手に何かをしてもらう時は、命令ではなく相手が自ら考えたことだと思わせることが大切である。「ああしなさい」「そうしてはいけい」ではなく、「こう考えたらどうかな」「これで上手くいかないかな」など相手に意見を求め、相手の自主性を高めることが大切である。そして、相手に足して期待をかけることである。

→命令ではなく相手から意見を求めることで、相手は自ら考えたことなので自主的に行動に移せるんですね。人を動かすということは、如何に相手のことを理解し、寄り添い、心の底から相手の事を思うえるかどうかなんですね。

 

③ 人を変える必要が生じた場合、以下の事項を考えるべき。

1.誠実であれ。守れない約束はするな。自分の利益は忘れ、相手の利益だけを考えよ。

2.相手に期待する協力は何か。明確に把握せよ。

3.相手の身になれ。相手の真の望みは何か?

4.自分に協力すれば相手にどんな利益があるか?

5.望み通りの利益を相手に与えよ。

6.人にものを頼む場合、そのたのみが相手の利益にもなると気づくように話せ。

→これで必ず、相手から良いリアクションが得られる分けではないことを著者も説いています。でも、一つの考え方として、私は取り入れて行きたいと思います。

 

★今日の化粧品の豆知識

それでは、昨日の続きです。

・キレート剤

→これは簡単にいうとアルカリ金属/土類金属イオン類をキャッチするものです。水は「軟水」と「硬水」という種類に分けられます。「軟水」はこの当イオン類が少なく、「硬水」はこの当イオンが多く溶け込んでいます。日本の場合は、大抵、「軟水」ですが、温泉などは「硬水」に該当することが多いです。それで、シャンプーと何が関係しているのか。実は、洗浄成分はこのこのアルカリ金属/土類金属イオンとの相性が悪く、このイオンが溶け込んでいると泡立ちが悪くなります。なので、シャンプーにこのイオンを捕まえてくれるキレート剤を配合することで、泡立ちを良くしてくれる効果があります。また、後ほど、お話しする防腐剤と併用することで、シャンプーの防腐力も向上させる効果もあります。

pH調整剤

→その名の通り、pHを調整する剤です。pHとは何か。一言で言うと水溶液の性質を確認するものさしみたいなものです。性質というのは「アルカリ性」であるか「酸性」かということ。実は、髪の毛にも適切なpHがありまして、4.5〜5.5であると言われています。この4.5〜5.5が一番髪にとっては心地よい状態です。この値より、アルカリ性に傾くとキューティクルが開き栄養分が外部に流れる危険性がでてきます。サロンで、パーマやカラーを行うとそれらの薬剤はアルカリ性となっていることが多いです。そのため、そのまま放置するとキューティクルが開きっぱになるので、栄養素がどんどん外に流出してしまいます。なので、それを防ぐためにpH調整剤をシャンプーに配合することによって、適切な状態に髪を戻すことが出来るんです。

防腐剤

→これは、以前もお話ししましたが、文字どおり、シャンプーを腐らせないようにする成分です。シャンプーの殆どは水で構成されています。流れる水は腐りませんが、水をずっと放置しておくと腐ります。また、シャンプーは基本、浴室に置かれる事が多いですよね。しかし!浴室は水気が多い場所なので、菌の温床になりやすいんです。シャンプーなどの容器の底がヌルついているのは、、、菌の塊ですからね。。なので、誤って外部から菌がシャンプーに混入しても、菌が繁殖しないようにシャンプーは作られています。

香料

→自分の好きな香りだと気持ちが落ち着いたり、リラックスできますよね。シャンプーにとって、香料はそのシャンプーのイメージやコンセプトを決めるとても大切な成分なんです。但し、透明なシャンプーを作る上では香料は一番厄介です。。なぜなら、香料は油に近い性質を持っているからなんです。以前、界面活性剤のお話しの時に、界面活性剤が油汚れを取り囲んで、水に分散させているというお話しをしたと思います。まさに、シャンプーに香料を入れるとはそ~ゆうことなんです。これが、分散しなくなるとシャンプーの外観が濁ります。。だからこそ、香料の配合量と界面活性剤である洗浄成分の配合比率はすご〜く気を使って作られています。香料。。。まだまだ、話したい事がありますが、今回はここまでとします!

 

それでは、また明日!