小さいが大きな203歩目

こんばんは。富田です。

今日は心理的安全性 最強の教科書の最終回です。心理的安全性。最近、何かと良く耳にするワードだと思います。職場環境や家庭環境を良くする。良くするという定義が曖昧かも知れませんが、何を言っても馬鹿にされず、何を言っても否定されない。発言したことに対して、それ面白そう!!それ、やってみようよ!が満たされた空間。その空間では、勿論、自己肯定感も高くなり、一気にやる気に満ち溢れた職場や家庭になります。でも、物事はそんな簡単には行きません。絶対に、対立が起こります。例えば、私は海へ行きたい。私は山に行きたい。など旅行で行きたい場所が夫と妻、子供で異なることは普通に起こりえること。その時、海のほうが冷たくて気持いいじゃん。シュノーケリングもできるし、魚釣りも出来て色々遊べるよ!いや、山の方が涼しいし、海みたいに身体がベタベタすることも無い。また、山の頂上からみる朝日や星空は最高だよ!なんて、建設的な対立は心理的安全性を高める最高の方法です。これと真逆なのが、日本人が得意な忖度。忖度っていうのは、結局は一人プレイなんです。自分で考え、勝手に自分で答え合わせをする。その答えが合っているかは、相手に聞かないから一生分からないまま。これでは、心理的安全性なんて高まるはずがありません。心理的安全性を高めるには、時に、相手と喧嘩をすることも大切なんです。結局の所、相手と理解し合うにはどれだけ対話を重ねたかに尽きます。そして、人間としての根本、根っこは誰しも色々な形があるにせよ「幸せになりたい」んです。今、隣にいる全く知らない他人でも、根っこは一緒だと思うことが出来たら、なんとなく親しみを感じれませんか。多少の価値感の違いなんてどうでもいいんです。色んな人がいること、違いをちゃんと受け入れる事ができれば、究極、全世界で心理的安全性が高まっていけば、真に平和な世界が見えてくるのだと思います。