こんばんわ。harunoriuesugiです。
それでは、本日の一言集約&感想です。
本のタイトル:論語
一言集約&感想:
① 「子の曰わく、過ちて改めざる、是れを過ちと謂う。」
→孔子は「過ちをしても改めない、これが本当の過ちというのだ」といった。
本当のその通りですね。過ちをを認めず、過ちを繰り返す。
成長もすることなく、周りにも迷惑をかけてしまう。
人の本質を問われるよね。
②「子の曰わく、辞は達するのみ。」
→ことばは意味を伝えるのが一番。
これは本当に響きます。言ったことに対してどんな意味があるのかを
しっかり伝えることが一番大切ですよね。受け取った相手が、
本当に理解していなければ意味がない。
私の好きな言葉で「勘違いは必然、理解は偶然」というのがあります。
自分が思っている以上に相手には伝えたいことが伝わっていない。
忙しい時こそ、この言葉を大切にすることが必要なんですよね。
③「孔子の曰わく、君子に九思あり。視るには明を思い、聴くには聡を思い
色には温を思い、かたちには恭を思い、言には忠を思い、事には敬を思い、
疑わしきには問いを思い、怒りには難を思い、得るを見ては義を思う」
→孔子は、「君子には9つの思うことがある。見るときははっきり見たいと思い、
聴くときにはこまかく聞き取りたいと思い、顔つきにはおだやかでありたい
と思い、姿にはうやうやしくありたいと思い、言葉には誠実でありたいと思い、
仕事には慎重にありたいと思い、疑わしいことには問うことを思い、
怒りにはあとのめんどうを思い、利得を前にしたときは同義を思う」
この9つの思い。これを実践することで、人間力は上がりますね。
意識しなければ出来ないことですが、今日、この言葉を知ったことで、
また、少し、成長できていると私は思います。
読書を継続することで、色々と先人の考え、想いを疑似体験できている
気がしています。更に、人としての器を大きくしてきたいと思います。
★本日の化粧品の豆知識
本日は化粧品に関係する法律のお話しを少し。
日本は治法国家ですので、勿論、化粧品に関しても法律が存在します。
その名も「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」。
はい。長い。なので、一般に「医薬品医療機器等法」と略されたり、「薬機法」と呼ば
れたりしています。
日本では、飲んだり肌に塗ったりするモノは大きく以下の3つに分けられます。
1.医薬品
・3つの中で有効性(効き目)が一番高く、病気の診断、治療に用いられる。
副作用も3つの中で一番生じやすい。
2.医薬部外品
・医薬品と化粧品の中間のカテゴリー。そのため、化粧品よりも有効性は高く、
口臭、体臭、脱毛の予防、育毛、除毛など有効性の範囲がある程度限定
されている。副作用も3つの中で中間に位置している。
3.化粧品
・基本的に、有効性があってはならない。身体を清潔にし、美化し、容貌を変え
皮膚又は毛髪を健やかに保つことを目的としている。副作用は3つの中で、
一番少ない。
そう、有効性、効果が高いということは、それだ、副作用も生じやすいという
ことなんですね。また、化粧品は基本、身体に効果があってはならないので、
シワが消える、シミが消えるなど直接的なことを消費者に伝えてはなりません。
医薬部外品はOKです。
だから、よくドラックストアなどにおいてあるシャンプーなどに、
剥がせるラベルが貼られていますよね。あれは、消費者庁などから、
指摘が入った時に、すぐに剥がして、その商品自体が回収されることを
防ぐためのものなんですね。
(化粧品業界のちょっとした裏話でした。)
本日は以上です。それでは、また、明日!