小さいが大きな15歩目

こんばんわ。harunoriuesugiです。

それでは、本日の一言集約&感想です。

 

本のタイトル:論語

一言集約&感想:

① 「子の曰わく、過ちて改めざる、是れを過ちと謂う。」

孔子は「過ちをしても改めない、これが本当の過ちというのだ」といった。

 本当のその通りですね。過ちをを認めず、過ちを繰り返す。

 成長もすることなく、周りにも迷惑をかけてしまう。

 人の本質を問われるよね。

 

②「子の曰わく、辞は達するのみ。」

→ことばは意味を伝えるのが一番。

 これは本当に響きます。言ったことに対してどんな意味があるのかを

 しっかり伝えることが一番大切ですよね。受け取った相手が、

 本当に理解していなければ意味がない。

 私の好きな言葉で「勘違いは必然、理解は偶然」というのがあります。

 自分が思っている以上に相手には伝えたいことが伝わっていない。

 忙しい時こそ、この言葉を大切にすることが必要なんですよね。

③「孔子の曰わく、君子に九思あり。視るには明を思い、聴くには聡を思い

  色には温を思い、かたちには恭を思い、言には忠を思い、事には敬を思い、

  疑わしきには問いを思い、怒りには難を思い、得るを見ては義を思う」

孔子は、「君子には9つの思うことがある。見るときははっきり見たいと思い、

 聴くときにはこまかく聞き取りたいと思い、顔つきにはおだやかでありたい

 と思い、姿にはうやうやしくありたいと思い、言葉には誠実でありたいと思い、

 仕事には慎重にありたいと思い、疑わしいことには問うことを思い、

 怒りにはあとのめんどうを思い、利得を前にしたときは同義を思う」

 この9つの思い。これを実践することで、人間力は上がりますね。

 意識しなければ出来ないことですが、今日、この言葉を知ったことで、

 また、少し、成長できていると私は思います。

 

 読書を継続することで、色々と先人の考え、想いを疑似体験できている

 気がしています。更に、人としての器を大きくしてきたいと思います。

 

★本日の化粧品の豆知識

本日は化粧品に関係する法律のお話しを少し。

日本は治法国家ですので、勿論、化粧品に関しても法律が存在します。

その名も「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」。

はい。長い。なので、一般に「医薬品医療機器等法」と略されたり、「薬機法」と呼ば

れたりしています。

日本では、飲んだり肌に塗ったりするモノは大きく以下の3つに分けられます。

1.医薬品

・3つの中で有効性(効き目)が一番高く、病気の診断、治療に用いられる。

 副作用も3つの中で一番生じやすい。

2.医薬部外品

・医薬品と化粧品の中間のカテゴリー。そのため、化粧品よりも有効性は高く、

 口臭、体臭、脱毛の予防、育毛、除毛など有効性の範囲がある程度限定

 されている。副作用も3つの中で中間に位置している。

3.化粧品

・基本的に、有効性があってはならない。身体を清潔にし、美化し、容貌を変え

 皮膚又は毛髪を健やかに保つことを目的としている。副作用は3つの中で、

 一番少ない。

 

そう、有効性、効果が高いということは、それだ、副作用も生じやすいという

ことなんですね。また、化粧品は基本、身体に効果があってはならないので、

シワが消える、シミが消えるなど直接的なことを消費者に伝えてはなりません。

医薬部外品はOKです。

だから、よくドラックストアなどにおいてあるシャンプーなどに、

剥がせるラベルが貼られていますよね。あれは、消費者庁などから、

指摘が入った時に、すぐに剥がして、その商品自体が回収されることを

防ぐためのものなんですね。

(化粧品業界のちょっとした裏話でした。)

 

本日は以上です。それでは、また、明日!