小さいが大きな181歩目

こんばんは。富田。

今日も「心理的安全性 最強の教科書」から。

この言葉も始めて知りました。「コーチャブル」。

意味はコーチングを受ける人が「理想の状態に近づくためにコーチのサポートを

積極的に受け入れられる状態」であること、「理想の状態を目指して変わることが

できる状態」のことを指すそうです。

正直、私は今まで、人に何かを伝えたり、教えたりする際に相手の状態まで、

しっかり把握せず、自分が教えれる時間がある時、つまり、自分起点で考えて

いました。本書で言っているのは、そうではなく、コーチングする際も、

相手が受け入れられる状態であるかどうかを相手に対して、好奇心と集中力を

持って関わることが重要ということなんですよね。

コーチングの効果を最大限、活かすには、受け入れる相手の環境が一番大切。

また、コーチングの際、時には注意や指摘をすることも必要ですよね。

その時、メンバー自身に考えてもらいたくて、「なぜ、そうしたの?」

「なぜ、そんな風に考えたの?」と「なぜ?」を多用することはないでしょうか。

トヨタ式などでは、何故?を3回繰り返すと物事の本質を掴むことが出来るなど、

「なぜ?」という質問は有効な質問の1つです。

コミニュケーションにおいても相手の真意を確認する上で、有効な質問なんですが、

使い方を間違えると心理的安全性を壊しかねない言葉でもあります。

確かに、繰り返し「なんで、どうして」を聞かれたら、私って信用されてないのかな、

私ってやっぱり出来ない人間なんだ。みたいに考えてしまいますよね。

こちらは、相手の真意を聞きたいと思っていても、相手からしたら、

相手の真意や誠実さ、真面目さなどを疑われていると捉えられる可能性もあります。

「なぜ?」の質問の後には、自分が知りたかった理由もしっかり伝えることで、

相手から誤解を受けにくくなります。

「なぜ?」。端的でわかりやすい質問ですが、多用と使う場面、言い方には、

注意したいですね。