小さいが大きな11歩目

こんばんは。harunoriuesugiです。

それでは、本日も一言集約&感想です。

 

本のタイトル:論語

一言集約&感想:

① 「子の曰わく、其の言にこれ恥じざれば、則ちこれをなすこと難し。」

→自分の言葉に恥じを知らぬようでは、それを実行するのは難しい。

 言葉は慎んでこそ、行動に移せるということでしょうか。

 無闇矢鱈に自信を持つのではなく、発する言葉一つ一つに、

 誠実にありたいものです。

 

② 「子の曰く、剛毅木訥、仁に近し。」

→真っ正直で果敢で質実で寡黙なのは、人徳に近い。

 何事もにも誠実で、日々、黙々と文句も言わず挑戦し続けることで、

 仁に近付けるということでしょうか。

 私は、どうしても寡黙というよりかは、何事もついつい口に

 出してしまうのですが、黙々と一心不乱に物事に打ち込む、

 この精神、姿が大切なんですね。日々の生活で、意識して

 いきたいと思います。

③「子夏、きょほの宰と為りて、政を問う。子の曰わく、

  速やかならんと欲することなかれ。小利を見ることなかれ。

  速かならんこと欲すれば則ち達せず。

  小利を見れば則ち大事成らず。」

→子夏がきょほ(街の名)の宰となって政治のことをたずねた。

 先生は言われた「早く成果をあげたいと思うな。小利に気を

 取られるな。早く成果をあげたいと思うと成功しないし、

 小利に気をとられると大事は成し遂げられない。」

 目先のことに気を取られていては、本当に大切な事を成し遂げる

 ことはできないということですね。政治もそうですが、

 会社も同じではないでしょうか。重要だが、緊急度は低い。

 このような業務・案件を優先して実行できるように常に、

 意識したいと思います。

 

★今日の化粧品の豆知識

 先日、界面活性剤には大きく分けて4種類の界面活性剤に

 分類できるとお話しました。

 今日は、「アニオン界面活性剤」についてお話します。

 先日、お話しましたが、界面活性剤はちょうど、マッチ棒の

 ような構造をしています。この、マッチ棒の棒部分を

 「親油基、あるいは疎水基」と呼びますが、

 水に溶けた時、この部部分がマイナスの電荷を帯びる界面活性剤を

 「アニオン界面活性剤」と呼びます。

 このアニオン界面活性剤は、4つの界面活性剤の中でも古参で、

 主に、洗浄剤である合成洗剤やシャンプーなどに配合されて

 います。汚れを落とす効果に特化していて、泡立つという特徴を

 持ちます。

 化粧品のボトルや化粧箱には「全成分表示名称」といって、

 化粧品がどのような成分で作られているかを表示している箇所が

 あります。その部分に、シャンプーの場合、

 「ラウレス硫酸Na、ココイルメチルタウリンNa、ラウレス4−カルボン酸Na」

 などと記載されている成分がこのアニオン界面活性剤に該当します。

 このアニオン界面活性剤の中でも、上記の様に様々な種類が存在し、

 それぞれ特徴を持っていいます。

 今や、ドラックストアに行くと、様々なシャンプーがありますが、

 これらのシャンプーもアニオン界面活性剤の種類や配合比を

 各メーカー様で考えながら作られているんです。が、このお話はまた後ほど。

 アニオン界面活性剤は主に洗浄剤に使われていて、様々な種類があるんだな

 と覚えていただければ幸いです!!

 

 今日はここまで!それではまた!